ロコモティブシンドローム

みなさんこんにちは!
今回は高齢者のみでなく子供に関しても少し記載してあります!

『こどもロコモ』このワードが少しでも気になった方や身近にお子さんがいる場合ぜひ覗いてみてくださいね😊

うちの子は集中力がなくて運動音痴なんだ、、、と思っていたのが
意外と子供達もそもそもの能力が育つ段階で身にかず困っているだけかもしれません😌

それでは今回のテーマ『ロコモティブシンドローム』です!

ロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器症候群)とは


加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を表します。
※日本整形外科学会

ロコモ度テスト

①立ち上がりテスト(下肢筋力を調べる)
②2ステップテスト(歩幅を調べる)
③ロコモ25(体の状態・生活状況を調べる)


ロコモ度テストロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトhttps://locomo-joa.jp › ロコモかどうかCheckしよう参照

ロコチェック

1.片脚で靴下が履けない
2.家の中でつまずいたり滑ったりする
3.階段を上るのに手すりが必要である
4.家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
5. 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
6. 15分位続けて歩くことができない
7.横断歩道で青信号を渡りきれない

※1つでも当てはまればロコモの可能性あり⚠️
 引用)日本整形外科学会公認 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト内「ロコチェック」参照

こどもロコモとは

こどもロコモ
=明確な基礎疾患のない子どもの運動機能異常

運動のやりすぎによるスポーツ障害と食べ過ぎによる肥満などの生活習慣の乱れからくる運動不足の2極化が近年問題になっています。

メタボの言葉が以前よりも知られることになり、
骨量を蓄えなければならない小学生高学年にまでダイエットを行ってしまうことで
成長の阻害や生活習慣が改善しないことにより、
大人になってから内臓疾患や骨粗鬆症等のロコモ予備軍が増えてしまっています。

子どもロコモチェック方法

①片脚立ち左右5秒間ずつ
②肩を180度挙上
③しゃがみ込み
④体前屈(指が床につかない)
1つでも出来ないと何らかの運動器機能不全

子どもロコモの主な訴え

◎朝礼で立ってられない,足がつる
◎和式トイレが使えない
◎雑巾掛けができない
◎倒立できない,倒立するこを支えられない
◎転んだ時に手をつけずに顔面を打ってしまう
◎ボールをグラブでキャッチできず,顔面に当ててしまう
◎姿勢が悪くて疲れやすい
◎骨折しやすい

私自身,5年程テニススクールや整形外科で子どもたちと関わることも多く,怪我をたくさん見てきましたが
実際に年々基礎的な能力が落ちていく一方で
高度な技(SNSやYouTubeなどで有名な選手のテクニックを勉強し我流で習得)を土台が出来る前にプレーへ落とし込んでしまい怪我をしてしまったり,
今まででは考えれないような何もない道路を歩いてて度々捻挫をしたりなどが増えていました😅

大人のロコモが注目されがちですが未来を支える子どもロコモにも注意が必要ですね!

全日本選手を見るような名コーチ陣も今までの教え方では上手くいかないケースが増えてきて頭を抱えていると様々な競技で聞いています。
体育の授業でなんでこの子は周りの子と違って「出来ない」,「真面目にやらない」,「運動神経が悪いな」等あったとしても
そもそも発達過程において習得すべき能力を獲得出来てないだけかもしれません!

子どもや今から新しく運動を始めたい,再開したい方々の相談にものれることがあると思いますので気になることがあればぜひ気軽に相談してみてください😊

今回もここまで読んで頂きありがとうございました!
次回もぜひ楽しみにしてください😌

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