腸脛靱帯炎(ランナー膝)

こんにちは!
副院長の出山です!

ブログテーマでもあるランナー膝🏃‍♀️
私事ですが急遽11月に川越にて10kmのマラソンに参加することになりました!
大会で10km走るのは人生で初めてなので頑張りたいと思います💪


早速ですが本題に移りたいと思います。
今回は腸脛靱帯炎(ランナー膝)についてです。

病態

腸脛靭帯が大腿骨外側上顆に擦れることにより生じる炎症とその間にある滑液包の炎症です。
腸脛靭帯は膝が伸びる時では大腿骨外側上顆の前側を走り、
膝を曲げていくとそれを乗り越え、曲げる角度が30度付近からは大腿骨外側上顆の後ろ側に位置します。

曲がる角度が30度付近では、腸脛靭帯後縁と大腿骨外側上顆の間で摩擦が生じます。

下り坂・ジョギング・雨天のランニングなどでは、脚を着く際に膝の曲がる角度が浅くなるため、要因になります。
また腸脛靭帯炎のある方でも、膝を伸ばしたまま歩くと痛みがでないこともあります。

【症状】

走行時や歩行時に地面に足が接地し体重が負荷されるときに出現する膝外側の痛みが主な症状です。痛みのために走れなくなることもあります。

安静で軽快しますが、ランニングを再開すると症状が再発することも多いです。

日常生活で気をつけるべきポイント❗️

◎オーバーユース(使いすぎ)に注意
◎体幹部、股関節周囲筋肉の筋量を保つ
◎足首、股関節の柔軟性を保つ
◎扁平足などの人はインソールなどの使用を
 硬い地面などの環境的要因にも注意!
 例)走る場所を変えた、シューズを新しくした等

最後まで読んで頂きありがとうございました!
靴、インソール、ストレッチなどで予防を行なっていきましょう😊

くれぐれも皆様ご自愛ください🙇‍♂️

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