膝後十字靭帯損傷

皆様新年明けましておめでとうございます🎍

仕事初めも済み、連休が重なることから中々仕事モードに切り替わらない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
インフルエンザなどの報告も多くなっていますのでくれぐれもご自愛下さい😌

年始早々暗いニュースも多いですが、
今年はパリオリンピックの年ということでスポーツがまた世間を盛り上げてくれそうですね☺️

2024年少しでも良いスタートを切れるように、当院では引き続き身体を整えるお手伝いをします。
少しでもお困りの方はぜひお待ちしております!

副院長ブログ第8回のテーマは『膝後十字靭帯損傷』についてです!

【受傷機転】
後十字靱帯損傷は膝の前面に大きな力が加わることにより発生します。
スポーツによる膝関節の怪我に占める割合は1%程度で
膝関節傷害の中で最も発生割合は低いとされています。
(前十字靭帯損傷の発生割合は約45%)

多くは脛骨(けいこつ)前面を打撲することによって受傷します。
その他には膝が過剰に伸ばされたり、交通事故や転倒でも多く発生します。
アメリカンフットボールやラグビー、柔道などの接触競技や格闘技で発生率が高くなります。


後十字靭帯が損傷すると脛骨が後方に落ち込むため,
前十字靭帯が緩んだ状態になり前十字靭帯の機能不全を起こします。
しかし前十字靭帯損傷時に比べ自覚的な不安定感は少ないです。
膝関節の不安定感が少ないため、炎症などが改善すれば日常生活を送ることが可能になります。


しかし断裂した後十字靭帯は完全に修復することは稀で、修復されたとしても緩んだり、正常な形態を保てなくなります。
そのため日常生活での後十字靭帯の緩みにより、大腿骨が前方に移動し半月板や膝の関節(膝蓋大腿関節)へのストレスが増加します。
このような状態で膝が長期間ストレスを受け続けると半月板損傷や膝蓋骨、大腿骨の軟骨損傷が生じることが報告されています。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
本年も芯支堂匠整骨院にて皆様にお会い出来るのを楽しみにしております!

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